マッチ棒

自分は23年の間、何もしてこなかった

 

勉強も、部活もすべて中途半端で続かない人生だったと今では考えている

 

小中高大、一つのことに取り組む姿勢は素敵だと思う

 

あの頃の自分は浅く広くすべてを見ていきたいと考えていた

 

部活は進学するたび違うことを始めていたし様々な事を経験してきたつもり

そのおかげかスポーツは人より少しだけできるくらいに育っていた

 

自分が人より少しできると、自分が思っているより周りは褒めてくれるし自由に生きていけるからこの生き方が気持ちよかった

 

でも逆に考えるとそれは飽き性だともいえる

 

自分は何でもできる存在としてありたかったからゆえに何十年間も同じことを継続する力はない

 

社会に出たらやめなければ偉いみたいな風潮があるが、こんな人生を歩んできた俺にとってはその社会という世界は生きにくいとわかっている

 

今は23歳

社会人2年目で覚えることも多いし、経験も浅いからまだ何とかなっているほうだと思うけれど、実際慣れてしまったら、また飽きてしまうと思っている

 

 

自分はマッチ棒みたいに火が消える時間は一瞬なんだろうな

 

次は恋愛観について